遺品整理や破損などで安く手に入れた高級時計を、パーツの一部交換などで完動品に仕上げたら、本物と何が違うんだろう。メーカーに修理に出したのと保証書が付かないだけの違いなんじゃないだろうか、なんて思ってしまった。実際に月に行ったムーンウォッチとかピカソの時計というものが実在するものとは知らなかった。それにしても、アメリカの国宝とまで言われているムーンウォッチを日本人が所有しているはずもなかろうに。しかもその保管を他の時計と一緒に保管する時計店に頼んだりするものかなあ。お前を信じているなんて言ってたけど、そんなバカな方法を思いついたお前の方がある隠者内の軟鉄こみたくなりました。また旧日本軍が実際に使っていったという難攻不落の金庫って実在するものなのかなあ。50音の組み合わせを確かめてみたかった。しかし三回間違えると出荷時の状態にリセットされると言われていたが、リセットされても2億5千万通りを地道に試せば、何とかなるんじゃないのかなあ。しかも初期化された状態なら複雑な組み合わせではないはずだけどなあ。時計修理の方はあり得そうな設定だったけど、鍵師の方はほぼ神業でちょっとあり得ない感じだったなあ。それでもまあ何も考えずに楽しめる香港映画でした。ヤウのお母さんの手術は受けさせることができたのかな。
