こまち

めまいのこまちのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
3.8
見てる方もめまいを起こしそうな展開。

高所恐怖症でめまいが起きてしまう瞬間の映像や、幻覚、悪夢の表現がユニーク。今見ても目を見張る斬新さ。

最初は主人公と同じ目線で、取り憑かれているという友人の奧さんを見張っているようだったが、途中から主人公がその女性に取り憑かれたように変わってしまって一気に突き放される。
最後の30分くらいは意外な展開に呆気を取られて状況が飲み込めなかった。

終始妙な緊張感が漂っていて、画面から目が離せなかった。
こまち

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