このレビューはネタバレを含みます
知らなかったアインシュタインとヒトラーと原爆の関わりについて知ることができ、当時の彼らの肉声を聞き映像を見ることで、リアルに史実を学ぶ機会となった。
今となっても天才の代名詞のアインシュタインですら、平和を望み苦悩するのは、現世でも解決しない地球上最大の問題。
人類の理性と倫理の成長は、相対性理論を証明することより難しい課題だと痛感した。
ー後述ー
クリストファーノーランのオッペンハイマーを視聴前に、本作をみており、この順番で見て非常によかった。時系列としても、特殊相対性理論が1905年、一般相対性理論が1915年で、マンハッタン計画がその後なので理解順としてもわかりやすい。なにより、アインシュタインとオッペンハイマーが同じことで苦悩している表情は、両作通して意味深い。