ちぬちぃぬ

殿さま弥次喜多のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

殿さま弥次喜多(1960年製作の映画)
3.6
殿さま弥次喜多シリーズ3部作の3本目も観ました✨
今回も弥次喜多という仮の姿で旅を楽しむ部分はもちろんあるけど、8代将軍に任命されたくない若殿二人の逃避行みたいな…そして別の勢力が将軍に就こうとして若殿の存在を消そうとする
今回もミュージカルでデューク・エイセスがよく歌ってましたが
せっかく美空ひばり氏がメインキャストなのに調理しながらの鼻唄みたいな…えっ
もっと歌のシーンあっても良いのに…

全体的には楽しい映画でした💕

ところで…娯楽の為の時代劇って「時代考証」が甘々で
たとえそれが「ギャグでナンセンスなので間に受けないで」という趣向で作られていても
特に知識のない大衆にとっては何が常識なのか判断しかねますよね
すると歴史の研究者の研究結果は受け入れられない事もあって😓
あーあ歴史の真実より現代人の解釈で娯楽作品にしないとウケないもんなぁ〜
みたいになる(小説もそういうところあります)
テレビなんか観てる時にもやたらと戦国武将など崇め奉る内容のものが多くて
一種のプロパガンダを感じる事もあります

この弥次喜多道中には庶民に小判で支払う殿に驚いた(財布からほいほい出すような小銭ではありません)映画やドラマで定番すぎる
町娘の名前が「お◯◯」みたいなパターン
…も現実的ではないようです
それらを踏まえて…可愛くてクスクス笑える作品でした😁

ダークダックスのことデュークエイセスって書いてますね
スミマセンウッカリしてました🙇