茶々丸

先生の白い嘘の茶々丸のネタバレレビュー・内容・結末

先生の白い嘘(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

最悪の映画

決して演者が悪いわけではない。(風間くん一瞬嫌いになったし笑)

そして、最悪の映画と書いた理由。

女性は、「男性に力で叶うわけなく、性暴力から逃げられない」と教師という立場でありながらその思いをいち生徒にぶつける。
しかし、自分自身は、教師に憧れる時期でもある思春期男子に対して、職員室からでなく外から夜電話をしたり、家に呼んだり、キスをしたり、、
教師と生徒が、恋愛関係になるのは生徒にとっては性暴力と同罪。男性女性を変えたら大変な問題なはずです。なぜか、いい話に着地してるのもこの映画の気持ち悪いところ。

ただ、風間くんが三吉さんと対峙するシーンはよかった。何らかの女性へのトラウマから女性を見下し、性の対象としか見ないようにしている風間くんが、底知れない女性の強さと同時に畏れを目の当たりにする演技は引き込まれました。

そして、感動した後、ラストでがっかり。
何をいい話にしているの?
男子校生の保護者目線で、みたらホラー映画です。
茶々丸

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