【後悔というループ】

（あらすじ）
放課後、クラスメイトの井上が屋上から飛び降りるところを見てしまったルカ。
飛び降りた彼女は寸前で私に「何か」を言った。
目が覚めると、彼女が飛び降りる少し前の時間に戻っていることに気がつく。
繰り返す放課後。
繰り返し落ちていく彼女は一体私に何を伝えたかったんだろう…

これはYouTubeにて偶然みつけた短編ドラマ。
まぁ、いわゆる最近流行りの「タイムループもの」です。
なんだけど、テーマとしては「イジメ、アカン」といった啓蒙作品的な意味合いもあるのかな・・・などと色々と考えさせられるものでもあります。

学校の屋上から飛び降りてしまった井上は主人公ルカの（かつての）友人。
でも段々と距離を置くようになり、遂には悪ふざけの延長で井上にダンスを無茶ぶりして踊らせ、その様子をTicTokにあげてしまう…
それからというもの、ルカは井上が屋上から飛び降りるシーンを何度も繰り返しループして見るようになってしまう。
やがて、ルカは繰り返される「飛び降り直前」の中で可能な限り色んな手を打って井上の飛び降りを止めようと奔走するが、何を試してもこのループから抜け出すことができない。
～一体、何が間違っていたんだろう？どこをやり直せばいいんだろう？～
・・・っていうお話。

これ、最近話題の「あの映画」の見方も少し変わるかもしれない作品でもあったので、その辺をフィルターかけて残しますね。
今回はちょっと長くなるかも・・・(‘Д’)

• #札幌映画部2025
• #stopwar

青春系ファンタジーと思ったら、ラストは相当後味悪いのが、めっちゃ好き🫶
冒頭のセリフと、劇中のセリフがラストにちゃんと繋がる伏線なのが良い✨

いじめの加害者が目撃する，被害者の自殺のタイムループ。"相手の気持ちになって"って簡単な様で難しい。何度も何度もループしてやっと本質に気づく…それが現実。その時にはもう遅い。実際はそれにすら気づけずない。軽妙な編集に凝縮されたメッセージと短編の魅力が詰まった秀作