るい

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師のるいのレビュー・感想・評価

4.2
楽しみにしてた
この年の瀬が近いタイミングで良作アニメ!
忍たま乱太郎13年ぶりの新作

ある日、タソガレドキ忍者である
「諸泉尊奈門(もろいずみそんなもん)」との
決闘に行った
土井先生がうっかり崖下に落ちて行ったきり行方不明になったと
タソガレドキ忍者の「雑渡昆奈門(ざっとこんなもん)」と共に忍術学園に報告しに来た
事態を受けて1年は組の生徒を2人に任せ
山田先生と6年の先輩たちがタソガレドキ忍者と合流し、捜索に向かう
その一方でスッポンタケ領を狙う
ここ最近のドクタケが忍者含めてやたら調子が良いと不穏な動きが目立っていた
なんでも「天鬼」という最強の軍師を得たらしい
そんなで噂を聞きつけた先輩達がドクタケ忍者の本拠地に潜り込むも「天鬼」に返り討ちにされる
さらにその天鬼の素顔が土井先生そっくりだったのだ!

2013年に忍たま初のノベライズ作品として
世に出て以来
傑作との呼び声が高いエピソード
「ドクタケ忍者隊最強の軍師」を満を持して
劇場版にした作品

とにかくシナリオが最高過ぎる🥹
土井先生ときり丸の関係性を軸に
彼との絆
なんだかんだで土井先生を慕う、は組のみんなとの絆が濃く描かれた良エピソード
みんながみんな助け合うって本当感動的で
先生や先輩たちはもちろん
きり丸を想った
乱太郎やしんべヱ
みんなをまとめ上げる庄左ヱ門なんかの
行動に本当涙が出る
まさか相変わらず笑えるけど
ここまでジーンってなるとは思わなかった
とにかく、きり丸が先生を想うたび、泣ける
天涯孤独という共通点がある二人だからこそ
いなくなった寂しさっていうのが本当伝わる
その一方で
稗田八方斎を含めて今作のドクタケが
終始いつものお笑い担当の敵ではなく
ちゃんとした悪に徹してるのが珍しくて面白かった
さらに今作半分は話が話だからか
シリアスめなのも珍しいなって思った
にしても今作自分の中では
後半にかけての先輩達の活躍がめちゃくちゃ観れてカッコよかったのが最高だった
もう助けに現れた潮江文次郎(竹谷八左ヱ門だったかな?)とかも痺れたし
長次の「もそ」だけで笑いとるところも最高
5年の不破と鉢屋の変装も凄かったし
残念だったのが滝夜叉丸先輩出てこなかったんだよな
あと利吉くんのアクションも👍
相変わらず歴史ものとしても見応えがあり
ドクタケ、タソガレドキ、スッポンタケ、チャミダレアミタケの四つ巴みたいな戦の
やり取りとか作戦や戦況は相変わらず分かりやすく描かれてるので面白かった
勇気100%は、なにわ男子ver(ちなみに大西くんと藤原くんがゲスト声優でも出てた)
でした
これは意外にオススメアニメ
るい

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