これは文句なしに面白い。
前2作の驚異的なヒットを受けて、制作費が劇的に増加したんだろうなということが一発で分る。大量のエキストラに、豪華なセット、「地獄の黙示録」を彷彿とさせる、おそらく怪我人が出ているであろう大爆発。南北戦争を描いた映画の中で一番見事な描写だったと思う。
途中、話のスケールが大きくなりすぎてもはやシリーズ初期の面影ないやん、とも思ったが、最後の三つ巴のフィナーレはこれでもかというくらい西部劇的で3時間の長尺映画のラストに相応しいカタルシスだった。3作一気に映画館で見たのでやりきった感がすごい。
映画館のスクリーンで体験したい映画。映画ってこういうこと。