全体的に寂しい出来の前作と比べ、アクションもストーリーも劇的に進化していた。やはり三部作は真ん中がいちばん面白い。
単純に記憶に残ってる印象的なシーンが多かった。予算も上がってCG技術も進歩しているので、冒頭の瞬間移動できるミュータントがホワイトハウスを襲撃するくだりからアクションの質がめちゃ高い。最近の、画面に移るほぼ全てがCGのアメコミより100倍見応えがある。
ただ、「ストライカーを倒す」という主軸のストーリーは結構退屈で、細々したシークエンスを楽しむ映画になっちゃってた。ダムが決壊するくだりとか、戦闘機が離陸できないくだりは見ていて面倒。
