「真白の恋」の岩井堂聖子さんに惹かれて。めっちゃくちゃよかったです…!久々に映画館で泣いた。
中学生の女の子が色々あって死にたいと思った時、天使が現れて…という話です。
序盤がわりとパンパンと出来事が提示され、低予算感はあるかもと思いましたが、途中からこの世界観がもう大好きになってしまって…ファンタジーの部類と言えばそうなのかな?でも、この主役の女の子と天使のコンビをいつまでも観ていたいと思った。
ちなみに泣けたのは麻婆豆腐を食べる場面です。もしかすると普通の泣きポイントとはちょっと違うかもしれません。(ちょうど自分の娘が同じくらいの歳だからというのはあるかもしれません)
演者さんは、主演の女の子は初見でしたが、天使を岩井堂聖子さんが演じています。2人が色んな人に会うのですが、
芹澤興人さん!(歓喜)
これがめちゃくちゃ良かった…(出てる事を知らなかった!or忘れてた)
もともと大好きなのもありますが、ど安定すぎた。
それぞれのエピソードがまたグッとくるものがあり。
「真白の恋」と同じく富山が舞台で、本作の監督ではないですが、エンドロールに坂本欣弘監督のお名前もありました。
ほか、西村まさ彦さん(これは織り込み済みでした)が確か、何か縁があって出られている(富山にだったかな?)と見かけた記憶があります。彼のエピソードもよかった。
「馬場さん」が何者だったのか…
お父さんだったのかな?と思った。
(世代(チョップ)と、いつも見てる、から。あと、そこまでの登場人物同士の繋がりから行って)
違うかな?
いろいろ、結構奥が深い。ちょっと考えさせられる系だと思う。
あと、NHKが好きな人は好きそう、色々な意味で。(私はズバリそのもの、笑)
いずれ放送されてもおかしくないと思った。
観ている途中で事前知識として入れた情報を思い出したのですが、脚本が伊吹一さんという方で、この方の「マクラコトバ」というドラマをちょっと前に観たのですが、めっちゃくちゃよかったです!本作が気に入られた方は観てみてください。アマプラにあります。おすすめです。
もともと観たいと思っていたのですが、まさかの(!)地元劇場で上映があって、とても嬉しかった。観られてよかった。
リアルだけどファンタジーでちょっと切ない、勇気を貰える作品です。
タイトルはいわゆる休日の「祝日」を表しているのですが、私は祝祭としての「祝う日」という意味なんじゃないかな?と思った。
誰しもが祝われている。生きてるって素敵。