汀ミギ

ぼくのお日さまの汀ミギのレビュー・感想・評価

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)
4.0
小6の男の子と中1の女の子、スケートの先生の話。冬から春へ。
少しの間の恋の話。

恋が始まるシーンを丁寧に映してくれてありがとう。
タクヤと荒川の練習シーンが綺麗すぎて泣きました。
一瞬で3人の関係が崩れたのは悲しかったし、サクラも荒川も話し合うのを諦めてしまったようだった。(田舎で少し前の時代設定のため、きっと同性愛への理解がまだ広がってないのかなと思った。)
救いエンド(?)にするか、リアリティのあるエンドにするか分かれ目でもある。


全部を説明するんじゃなくて3人で過ごした思い出を大事にしまって、これからも生きていくんだなって、そういうエンドだった。
思春期を一緒に過ごした大人って忘れられないと思う。サクラとタクヤにとってそうであってほしい。
サクラ、スケート続けてくれてありがとう。いつかもっと大きくなったら3人でまた会ってほしい。

挿入歌が全部よかった。
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