このレビューはネタバレを含みます
素晴らしかったです。
後半は、もっとストレートに祈りを込める形でも良かったんじゃないかと僕は思いましたが、それは世界をどのくらいシビアなものとして捉えるかの話なので、監督にとってのリアルがここにあるならば、これが正解だったんだろうなと思いました。
コーチが自身の問題と向き合いきれずに少年に寄りかかっていたことの罰が当たるというのはドラマとして極めて誠実かつ必要なステップだと思いますが、
全員がストレートに解放される形でそのステップを踏めるような形もあったのではないかなと個人的には思います。
いずれにしろ、とても素晴らしい映画であったことには違いがないと思います。