雪が溶けるまでの間
月の光のメロディー
アイスリンクの柔らかい光
ハイオク満タンで
たった1人の観客
湖での時間
船から見える景色
ハンバードハンバードの曲から映画が作られていることを全く知らず観に行ったからにエンディングの映像に涙がとめどなく溢れて止まらなかった。この曲で作品の奥行きがさらに増すなあ。学生時代何度も聴いた大好きな曲。大学の頃に出逢った脆くて繊細で優しい女の子もこの曲が好きと一緒に話をしたことを思い出した。もう連絡も随分とっていないけれどあの子はこの映画をもう観ただろうか。
淡い気持ち。相手を見るまなざし。色彩も映像も、ロケーションも登場人物たちのイノセントな心情も全て愛おしくてこの空間に身体ごとすべて溶けてしまいたい。それぞれのお日さま。
“こみあげる気持ちで
僕の胸はもうつぶれそう
きらいなときはノーと
好きなら好きと言えたら”