尊くてあたたかい、だからこそ、とても切ない……
3人での特訓シーンがとても美しくて微笑ましいからこそ、クライマックスの展開はとても寂しい。
さくらの先生への想いが恋じゃなく、単にコーチとしての信頼や尊敬であれば、また別の結末があったのかもしれない。
タクヤのまっすぐな恋を応援したかった先生の想いと、さくらの先生へのまっすぐな恋、それぞれの想いがまっすぐだったから、こんなに切ない物語になったのかな。
最後にタクヤは何と言おうとしてたのかな。さくらはそれになんと答えたんだろう。
綺麗なハッピーエンドじゃないけど、3人ともきっと幸せになれるだろう、という気持ちにさせてくれるラスト。切ないけどあたたかい、本当に尊い…な気持ち。