延々と歩く

イカとクジラの延々と歩くのレビュー・感想・評価

イカとクジラ(2005年製作の映画)
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 別居中の夫婦と二人の子供たちのお話。

 ウディ・アレンがワインスタイン騒動にまきこまれて沈没、彼の衣鉢を継ぐのがバームバックなのだろう。そんな詳しくないジャンルだが本作は観て、といいたい。80分と短いです。

 身に染みるというか、こういう事ってあるよな~という映画。離婚を心配する息子とか、カッコつけてデヴィッド・リンチの映画みて大失敗とか。

 ある小説家が「息子たちをみていられない…」と書いていた。親の立場からするとつらいのかも。深刻な内容じゃないけどこのくらいの年齢ならこうもなるわな。

 母親の新しい恋人っぽい男をウィリアム・ボールドウィンなのが笑える。めっちゃチャラそうなのに事件が起きて良い人っぽく見えるのがリアル。
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