ちょっとこのドキュメンタリーに環境が似ている子に誘われて観てきた。久々の劇場…
ドキュメンタリーなので☆評価なし。
配信レンタル無いそうで…
「観て良かった」これが全ての評価です。
誘ってくれてありがと。一人じゃ絶対みてない。
はじめに、施設を出た子らの話を職員が話している。ここでなんとも言えない顔になる。
とても配慮されて撮影されてるなとおもったし、音楽映像は映画のように良かった。
否定も肯定もされないように作られてる。
子供達の背景には、想像できる部分と未知の部分。
子供らが自分の表現をするのに無理な感じはなく十分だった。
どの子らにも共通するのは会話の中に寂しさみたいなものがあるように感じた。
自分がこの環境に置かれたらとかそんな考えやなく、どの子のストーリーで気持ちが。てのやなく、なんだか一緒にいた子の幼少期の気持ちに近い感覚だったのかもしれないが、よくわからない感情のまま涙がでた。(けしてそんな風にはつくられてない)
寂しさを隠しながらの強がり、苛立ち、甘えられない感じ。
着てるものは綺麗だったし施設はまだ新しく比較的良いところを選ばれたように感じたけど、関わった先生や、施設にもよるおもう。
(お母ちゃん)みたいな施設の人。砕けて話せて家族ぽいな思っても、子らにしたらここは(施設)。あのお母ちゃんみたいな人頑張ってんだろうな...その回答きいて少し寂しそうだったのが印象的。
映画だと、家族より家族みたいな話つくられんだろうなーなんて思ったり。現実は孤独。
親がいても、実際うまくいかない部分もあるけど、いつでも帰れる家があるのはすごく恵まれてるんだな…
施設を出た子が、強く幸せになりますように。
(333本目)