素晴らしかった。
涙が止まらなかったです。
きっとこれからの人生で、これ以上の(四六時中カメラに追いかけられる)経験は無いはずだから、彼らがこの社会を変えて欲しい。その力が絶対にある。リアル・アベンジャーズであって欲しいですね。他力本願な物言いの自分で申し訳ない。そうでなきゃいけないと、ホントに思いました。
「心の支えになるような作品にしたい。」その言葉通り、彼らの言動から、この映画の演出や構成を決めていってる雰囲気があって素晴らしかった。「現場」とそこにいる「プレイヤー」の深い繋がりをカメラを通して感じる。「質問」に遠慮がない分、彼らも正直に受け答えして、繊細な面持ちをさらけ出している。撮影クルーと彼らの「距離感」がとても心地良い。
あと、表情よりあえて手元や足元、目線の先の風景にフォーカスを当ててる演出も素晴らしい。
特に、靴ヒモを結ぶ。→玄関を出る。の流れが多様されてて最高だった。ノック・ノック・ヘブン・ザ・ドア。「生活」というロックンロール。
ただ劇場に入る時に「この映画は配信化、ソフト化を目指しておりません。なのでSNS等での過度な宣伝、誹謗中傷はお控えお願い致します。」みたいな文言のフライヤーを渡されたり、
上映前と上映後の2回に分けて同じ文言の字幕が出るのがうっとおしいし、悲しくなる。
これを観て、そんな気分になる方がどうかしてる。そして、そんな奴らに合わせてルールを設けても仕方ないと思ってしまうのですが、どうなんでしょう?