2024年の年末、竹林亮監督の舞台挨拶と共に観せていただきました。本作を企画・プロデュースしているのは、齋藤工氏。
とある児童養護施設の子どもたちの日常を追った、ドキュメンタリー。
┈┈┈┈┈┈…
このレビューはネタバレを含みます
「あなたにとって、みんなの存在は?」という投げかけに対して、少しでも家族と答えると思っていた自分はとても浅はかだと気づいた。もしかしたら、ずっとこの問いが心のなかにあったのかもしれない。
大人の望…
この映画の特徴はそれぞれの子どもについて「◯◯の家庭事情で◯◯年前に施設に来た」みたいな客観情報を全然示さないことにあると思う。
カメラを向かれられる子どもたち自身が、いつ、どんな事情で児童養護施設…