2歳で清の皇帝となるも、退位。
20代になり、満州国の皇帝として担ぎ出され、戦後は、収容所へ。
出所後は、一市民として人生を終えた溥儀。
気付いたら利用されてしまっている人生で、紫禁城でも、満州国でも、まるで裸の王様。
いつもは崇められても、大きな扉を自らの意思で出ることは、出来ない…
最後のシーンが大好き。
メガホンから流れるからっとした音楽と、興味なさげなガイドさんの姿に、諸行無常を感じる。
彼も最後くらいはコオロギと同じく、囚われの身から解放されたかな…
ラストエンペラーのテーマが、エンドクレジットが終わった後も、暗闇の中で流れていて、鳥肌が立ちました。もっと続けば良いのにと思うくらい。
映画館で見られたのは、貴重で贅沢な時間でした。
そしてそして、ジョン・ローンかっこよすぎんか?!
わが半生、読んでみようかなぁ📚