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野生の島のロズのDIZのレビュー・感想・評価

野生の島のロズ(2024年製作の映画)
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王道で既視感のある設定だけど、個性と心の豊かさと愛で心を動かす作品だった。
ベイマックスで観たような物語だったら期待ハズレだなと思っていた(ベイマックス大好きなので、似たような作品作っても意味なくない?)


みんなそれぞれに決められたプログラムを持ってるけど、今の時代はプログラムを超え、その時々で思いやりを持ってプログラムをアップデートしていく必要があるんだ、というメッセージがよかった。

寄り添い合い、みんなが目指す共通のゴールである平和に幸せに暮らす、を達成するために、僕たちはプログラムを適宜変えていこう。それが唯一の道。

なぜ神様は私たちをこんなにも違う種類で生み出したんだろうなということを考えたくなる。

自然光の描き方がかなり繊細で美しく、心が浄化されるようだった。
ピクサーとはまた違う、ドリームワークスらしいユーモアで笑い、個性が寄り添い合う物語に涙する。

5歳のときに観て、映画で初めて泣いたE.T.を思い出したので、子供が観たらきっと大人になるまで覚えている映画になるんじゃないだろうか。

一番の推しはサンダーボルト先生!
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