沙那王

ミュージック ~僕だけに聴こえる音~の沙那王のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

日本語吹替、さらに字幕付きにて鑑賞。
主人公が生活音に振り回されて集中できない感覚を私も実感してるので、なんか、ブッ刺さった。
musicaにも集中したいから、発達障がいの人には字幕が必須。(私のことです)😆

舞台装置、場面転換が
『そう来たか!』とワクワクした♬
『1927(命の伝令)』だったかな?あれみたいに切ってつなげる技法も使えない一発撮影。
すごすぎる!思わず拍手しちゃったよ👏

壁越しに母息子が会話するのは0円スマホだし(笑)
『クソっ』て吐き捨てた一言で1曲作るのはマジ才能だし、『スターバックス』って曲は最高すぎる♬

美容室を営む母の息子の前髪は、オシャレなの?
時代を先取りしすぎて永遠に追い付けない気がする(笑)

『あなた自身は、どうしたいの?』
『まず自分と向き合って!』
恋だの就職だの結婚だのの前に、まず自分に正直であること。
それは欲望に忠実になって犯罪三昧ひゃっはー😆ではない。
『自分の機嫌を良くして自然と周囲の人までハッピーにしちゃう』そんな大人になること。

ママは強引。
魚屋の彼女は正直。
白人の元カノは自己チュー。
キッチンカーの彼は嘘つき。
八方美人の主人公が、ようやく自分らしくなる。
…実話が元…?!

映画開始早々「ルアナ」だ「クラウディア」だブラジル人の知人の名前が出てきて、これは「花子」だ「恵子」だ、って感覚なのか?って思っちゃった😂

ダイジェティック サウンド。この後、検索します。

ダンサーin the ダーク、in the ハイツ、生活音から音楽になる。
この映画も、魚屋、市場、地下道、地下鉄の車内。全ての音楽が、とても良かった♬

恋人になってハッピーエンド、なんて取って付けたような臭いラストじゃなくて、本当に良かった💕

Bon final de semana👍️
沙那王

沙那王