1977年、深夜TVのホスト役 ジャック・デルロイ は一定の人気は得ていたが、どうしても王者 ジョニー・カーソン を追い越す事が出来ずにいた。
焦ったデルロイはハロウィンの夜、悪魔憑きの少女をゲストに呼び、生放送に悪魔を出演させようとする。
しかも、超常現象のトリックを暴くオカルトハンターと対決させようと企てるが…
というファウンド・フッテージ・スタイルのホラー。
悪魔物としてちょっと毛色の変わった設定も良いし、何よりも、如何にも70年代風に作られているのが楽しい。
昨今のホラーのように最初から見せ場をたくさん作るのではなく、最後に向けて盛上げていく王道の展開も好き。
超常現象の見せ方からしてチープで、古き良き時代を感じさせる演出も気に入った。