九月

フォロウィング 25周年/HDレストア版の九月のレビュー・感想・評価

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序盤からいきなり時系列が入り乱れ、主人公の風貌から想像できる時間軸もひとつやふたつではなく、最後に一体どんな繋がり方をするのだろう、何を見せてくれるのだろうと、観ている間に期待がどんどん高まり続けるばかり。
どんな結末が待っているのか想像がつかない方向へと話が進み始め、種明かしに衝撃を受けると同時にすっきりもできた。
ノーラン監督の、哀れな男の話というか、描く主人公の哀れさに引き込まれることが多いと思っていたが、そのルーツを知る。

主人公の行動には正直嫌悪感を覚えたが、そのきっかけや深層心理の部分に共感した。物語の作り方がとても面白かった。
九月

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