わざわざチケットぴあで買ったのに、名古屋での舞台挨拶は土屋太鳳なし。しかも上映前だったので、ネタバレしないように話が面白くない。
役所さんは「ここまで髪の毛が生え揃うまで2年」と言っていて、クランクアップからたっぷりCGに時間をかけたようで、そこは素晴らしい出来。
曽利監督は「名古屋の広い道でカースタントやりたい」そうで、それリップサービスじゃないですよね。またSFやってほしい。
キノフィルムズの予算けっこうあったのかな。
八犬伝本編だけでも土屋太鳳に河合優実に栗山千明と豪華。
それを書いてるパートは、役所広司の滝沢馬琴に内野聖陽の葛飾北斎。
なぜかチラシに写真がないが劇中の歌舞伎「四谷怪談」は、中村獅童と尾上右近がちゃんとやってる。
これで2時間半は詰め込み過ぎ。前編・後編、または虚の巻・実の巻とかにしてほしかった。
原作めっちゃ読みたくなった。特に終盤、黒木華が『せかいのおきく』のように成長する部分が良さそう。