Yuki

ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版のYukiのレビュー・感想・評価

4.8
toxic femininityとでも言えるのかわからないけど、高貴な存在であるように内的な強制と抑圧に、女学生の心底にあった純粋さの解放の顕現として死であったり、コルセットを投げ捨てて失踪していたり、印象的な台詞とともに、女性性だけでなくSaraの普遍的な未成年の庇護の下での苦しみも、校長の人格の統合という意味でも他人への責任においての彼女なりのconsistentをも見られて、ネガティヴに抜かりなかった
50年前の映画に自由意志の負の側面全て詰まってた
オープンエンディングに心地がいい
幻想世界でたしかにある真実が色濃く描かれてたように強く感じた。
Yuki

Yuki