いや〜、惜しい!!!
『ラブライブ!』の西田さんのキャラデザや、キャストに惹かれて鑑賞。
[女子高生] ✕ [マイナー部活] ✕ [青春]
という、ラブライバーにはブッ刺さりやすい話だったし、キャラクターの可愛さ、アニメーションのクオリティーも申し分なかった。
ただ、尺があまりにも足りない。
最近のオリジナル劇場アニメーションに、私はよく同じような評価をしているのだが、今作もその1つになってしまった。100分でやる話じゃない。1クール使うべき話。
キャラクターも個性豊かで、もっと深掘りして理解したいと思ってしまうので、1クール12話前後使って、キャラクターを深く知ることができる「◯◯(←キャラ名が入る)回」を織り交ぜながら、ストーリーを運ぶことができれば、どんなに面白かったか、感情が動いたかと思わずにはいられない。
おかげでキャラクターに感情移入し、浸っていたいシーンが駆け足気味に感じた。
自分の趣味嗜好や願望100%のことを書けば、この作品を制作:京都アニメーションで、『響け!ユーフォニアム』みたいなテイストで、1クールのアニメにしてくれたら最高だったと思う。
まぁ、そうなると今作の特徴的な3Dアニメーションを活かしたカメラワークは失われるかもだが…。感情はかなり動く作品になったと思う。
まぁ、残念なところをつらつらと書いてしまったが、全体としては満足しているし、もっとこのキャラクターたちの物語を見たい、聴きたいと思ったので、とりあえず入場者特典のラジオドラマを全部集めるためにリピートしようと思う。
また、原作、実写映画、ドラマと何も目にしたことがないので、それらと今作との違いなんかも探してみたいと思う。