いたって真面目な信仰への「揺さぶり」の話。神が万物に宿るのであれば、ブラック・サバス・カンフーに対しても、何をか言わんや。
破天荒ながら信仰の芯を食った男が出現して信仰と謙遜が試されるという、兄弟子イリネイの視点から観察すれば、とても飲み込みやすい内容であることが分かる。
掌印による説法を交わすカンフーパートも説得力に満ち溢れているし、「神は死んだ」ソ連における武僧の出現等、従来の少林寺作品との親和性も高い。
冒頭の三賢人については‥‥なあ、そりゃおまえ‥‥(ヌンチャクは十字架のアトリビュート、みんなも知ってるよね)