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The Architect(原題)のロアーのレビュー・感想・評価

The Architect(原題)(2006年製作の映画)
3.6
登場人物たちがそれぞれ問題を抱えていてそれぞれの葛藤があって、ちょっとお腹いっぱい過ぎる重い映画でした。時折ハッとするシーンもあったけど、問題を詰め込み過ぎてて一個に集中できない感じ。
だからなのか、82分と短い映画なのにずいぶん長く感じました。
元が舞台だったらしいと知って「これをどう舞台で?」と思う反面、確かに会話で成り立つ要素が多かったので分かるような気もします。

セバスタの役は主人公(群像劇だけど、タイトルが”建築家”だから建築家のパパが主役ってことで)の息子で、セクシュアリティに混乱してる役。この映画、良かった点としてはとにかくセバスタの出番がすごく多い!!!
最初から最後までセバスタが出てくるし、モノローグみたいなシーンまであります。
葛藤するシーンで震えてる様子は真に迫ってたし、目が大きいから涙でウルウルしてる泣き顔の破壊力がまたすごくて♥(しかしあの初体験(だよね?)トラウマ過ぎるでしょ。。。)

そんなセバスタの妹役がヘイデン・パネッティーアなんですが、シャツのボタンが弾けそうなπについ目がいってしまいます。久しぶりに会った兄セバスタにも「妹に胸があったなんて!」と言われたり、トイレで初めて会った人から「その胸羨ましい」って言われたり。ヘイデンの胸ってこんなに大きかったでしたっけ?ww
妹のことをからかったりしつつも仲良のいい素敵な兄妹で、それでいて程よい距離を保っていて、この兄妹が1番家族の中で理解し合ってたのが良きでした。

MEMO---
・トーニャの書類を読んでる時のセバスタの舌がヤラシイ。セバスタの舌はいつだってヤラシイけど。
・「iゾンビ」のマルコム・グッドウィン出てた!トーニャの攻撃が本気で痛そうww
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