映画『憐れみの3章』
これは手強い。さっぱりわからない。わからないというのは3章それぞれが何か納得のいく共通点があるのか？何もわからない。
『哀れなるものたち』に次いで、ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーン。2人で、難解な世界に挑むのだから、余程気が合うのか？
愛と支配をめぐる3つの物語で構成。
〈以下資料から引用〉
①選択肢を奪われながらも自分の人生を取り戻そうと奮闘する男
②海難事故から生還したものの別人のようになってしまった妻に恐怖心を抱く警察官
③卓越した教祖になることが定められた特別な人物を必死で探す女
この3人が繰り広げる3つの奇想天外な物語。
全体にずっと漂う不穏な雰囲気。襲ってくる眠気。ブラック・ジョークであり、コメディ。何かの風刺かとも思うのだけど、答えがわからない。3つの章を結びつけるものもわからない。パラレル・ワールド的でもある。
もう一回観てもわからないだろうけど、観ようと思う。
見どころは、エマ・ストーン、マーガレット・クアリー、ジェシー・プレモンスらによる4P！なんじゃこりゃの18禁。あとはエマの変なダンス。ファット・ボーイ・スリムのMVのクリストファー・ウォーケンに匹敵。
今回もウィレム・デフォーが共演。
