甘口カレー

憐れみの3章の甘口カレーのレビュー・感想・評価

憐れみの3章(2024年製作の映画)
3.8
僕のだぁ〜い好きなヨルゴス・ランティモス監督の最新作と言う事で見てまいりました。

全部で3つのストーリーからなるオムニバス映画です。

あらすじは
①会社の上層部からある男を事故に見せかけて殺して欲しいと頼まれる社員の話
②発見された妻が別人ではないかと疑う警察官の話
③人を生き返らせる力を持っている人を探す男女の話

ちゃんと起承転結があってスッキリする映画が好きな人には合わないかも。

どの話も
で、結局何だったの?
って感想です。

でもこの空気感、好きな人は絶対好きです。僕もその1人。
終始何が起きるか分からないですし、どこかブラックユーモア溢れる世界観がたまらなく好きでした。

1人の役者が複数の役を演じてる点もユニークで好み。
「哀れなる者たち」もそうでしたが、
エマ・ストーン、すっかり演技派な女優になりましたね。

変わった映画が好きって人にオススメです。
甘口カレー

甘口カレー