「女王陛下のお気に入り」、「哀れなるものたち」に続くヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンというサド・マゾコンビによる作品。サド・マゾ度は「哀れなるものたち」より更にヒートアップ。ランティモス監督は「LA LA LAND」のあのエマ・ストーンをどこに連れて行ってしまうのか。その意味でとても悲しい想いをした作品です。同じ俳優陣を使って描かれる3話の短編は全く異なるストーリーながら一つのテーマが貫かれているという実験的なアンソロジー作品。前衛的な作品が好きという方だけどうぞ。フツーのエマ・ストーンファンにはお薦め出来ません。