ガガンボ

憐れみの3章のガガンボのレビュー・感想・評価

憐れみの3章(2024年製作の映画)
4.0
R.M.Fは死んで、飛んで、サンドウィッチを食べる。

関連がありそうでなさそうな「支配」の3章

愛とセックスとカルト。
共通するテーマは支配。もしくは支配されることの愚かさ。な気がする。

深いところまでの理解はできてないけど、ヨルゴスランティモスの世界観にどっぷり浸かれる。

3章すべて同じ役者が違う役を演じている中、R.M.FだけがずっとR.M.Fしてる。
映画を観ている我々と同じように、支配に踊らされる登場人物を黙ってみている。いや、憐れんでいるのかも。

エマストーン喜びの舞がかなり好き。