すいかのたね

サユリのすいかのたねのレビュー・感想・評価

サユリ(2024年製作の映画)
2.8
予告見たときから「うーんちょっとやりすぎでは?」と思っていた本作。見てみましたがまあ正直やっぱりやりすぎ感は強かったかなあ。
押切蓮介の漫画って読んだことないんだけど、ミスミソウもちょっと合わなかったし話の感覚で微妙に合わないのかも。

ストーリー
「引っ越した家に憑りついていた霊サユリ、そのサユリに家族がどんどん殺されていく…最後に残された主人公とお婆ちゃんだが…お婆ちゃんが突然ボケから覚醒!…一転攻勢に出るのであった」というモノ。
予告でやってましたが、結構殺します。これがね~…中盤から「サユリ許さねえ!」ってなるから悪くは無いんだけど…そこからもう一転あるんですよね。それがね~…「えっ、何か…どういう感情で見ればいいの?」という感覚になってしまいました。
まあ締め方は良かった気がしますが、そのためにキャラやシナリオが踏み台にされた印象があったのが正直なところ。

お婆ちゃん
中盤よりボケから覚醒してファンキーなお婆ちゃんになります。まあ悪くは無いんだけど完全にお助け&解説キャラで、何で中盤から覚醒するのかはよく分からなかったです。
…まあ悪くはない…何かファンキーだけどあんまりここが良いってのが言いづらい…演技はかなり良かったと思います!

サユリ
う~んまあ、殺りすぎかな、殺る理由もよく分からないし結構理不尽系な印象ですね。
ビジュアルも始めはそこそこインパクトがあるけど、出続けると作中で言われてるようにデブな霊と認識し切ってしまったかな。

う~ん個人的には悪くは無いけど、ヒネり方に違和感を覚えた作品でした。
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