コードギアスシリーズを12話で綺麗にまとめるというのは無理だったんだな。
3章9話までは割といい感じに膨らませられてただけに着地の点数が低くて残念。
ファウルバウト戦は脳筋戦法だけど迫力あってよかった。
以下不満に思った点
若干のネタバレを含むかも
不満1:キャラ設定の開示が雑
ノーランドの正体がいきなり出すにしてはトンデモ設定すぎる。こういうのは物語序盤から臭わせといてから開示してくれないと付いていけない。それからキャサリンの変化も急すぎて納得がいかない。これまではすごく単純明快なキャラだったはずなのに。ちゃんと描かれたのはアッシュだけで残念。クロトとハルカが親子とかいう設定明かす必要あったか…?
不満2:他シリーズキャラの扱い
3章で外伝キャラが出てきてオールスター作品としての期待度を高めておきながら最終章での戦闘シーンはほんの一瞬しかない。スザクに至っては戦うところすら観れなかった。それぞれのシリーズごとに5分くらいは出番与えて欲しい。特にアニメになってないオズシリーズのキャラはもっと動いてるところ観たかった。せっかくなら双眸のオズ2クールでアニメ化しませんか…?
不満3:あまりにも不自然な国力
第一章の時から気になってて、ついにこの疑問は解消されることなく終わったわけだが、ネオブリタニアのあの無尽蔵のエネルギーはどこからきてるんだ?
実は超合衆国側で裏切ってる陣営がいて、そこが物資を流してるとかあったら物語に深みが出たのに、そういう背景説明が一切ないからシュトゥンペバリアの維持や、大量のロキ及びファウルバウトを生産するための資金資材はどこから来てるのかとか気になって仕方がない。絶対北海道だけじゃ無理。
ついでにサクヤのギアスについてもあれでよかったのかと悶々とする。音声なのに何故か鏡で反射もできるって….。理屈がよく分からんけど、そうなるとルルーシュのギアスとあんま性能変わらんくないか?デカい差別化点用意しといてくれ。あと欲を言えばやっぱ暴走して惨劇を引き起こしてほしかった。