このレビューはネタバレを含みます
ゴア描写で顔面破壊描写が1番苦手なのでこのポスターは厳しいものがある
とはいえ怖いものはみたいものということで鑑賞
B級ホラーあるある詰め合わせ映画だった
・現実と空想の境目がハッキリしない
・徐々に狂っていく主人公
・ラストはキーとなるアイテムに絡めたバッドエンド
まずあの子は存在するのかしないのかハッキリしない
とはいえ存在しないんだろうなと思わせる描写は何個かあって、1番分かりやすいのはほとんど主人公と2人きりの時しか登場しておらず、他の登場人物が唯一割り込んできたシーンではまるで存在しないかのようにあの子に目もくれていなかった
そもそもあの子の言いなりになっていたりと、違和感がある描写が多かったので主人公が作り出した人格なのだろう
その上で考えると、主人公はストップモーション映画の天才の娘として生まれながらも才能が無く、親の言いなりになるしかないことに焦りを感じていたんだと思う
良い作品を作りたいという思いが暴走して「過度にリアルを求め出す」のもあるある
ストップモーション人形がどんどんと現実に現れてくるの怖すぎ、、悪夢が過ぎる
ラストは母親から言われた(?)「お前は操り人形、誰かに使われた後は箱で眠るだけ」になぞられて終わるのとても綺麗な着地だった
何年かしたらカルト映画としての地位を確立してそうな作品だった
