ゆっきー

私が存在しない日々のゆっきーのレビュー・感想・評価

私が存在しない日々(2002年製作の映画)
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同監督の『カヴァティーナ』の感想だが作品が登録されておらずこちらに。
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運動チューニング生体実験映画。
生前の運動の記憶細胞を注入された別の死体が他人の記憶通りに動く、という完璧にモーションピクチャ向けの設定で良い。ストローブの弟子らしいショットは無くはないがショットの強さは流石に及ばない。

死体の青白い顔が細胞を注入され血色が戻る様子を照明ひとつでシームレスに見せるのがたまげた。
マリオ・バーヴァ『吸血鬼』、マムーリアン『ジキル博士とハイド氏』の手法を応用した感じ。
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