ヴァチカンの中だけの話ではない。
日本も同じようなもの。
特に政治はおじいちゃんたちが仕切ってて、女性たちの存在はないに等しい。
上っ面取り繕ったように気休めは言ってるけど、女性の人権について、全く成長しない国です。日本は。
なのですごく面白かった。
オスカー作品賞じゃなかったのが不思議。
確信とは、もう成長をしない、という表明である。
私たちは確信を捨て、疑念を持ち続けることで前に進み続けることができる唯一の生き物である、と教えてくれた。
多様な枢機卿たちがいる選挙そのものも面白かったし、冒頭のローレンスのスピーチが最後まで影響を与え続ける流れも見事だった。
最近偶然にもいくつもの「?」を考えることについての大切さを伝える作品に出会っている。
本作もチェスのように先を読んだ故教皇の策略の面白さだけでなく、最後のコンクラーベ中に神のみわざを感じたあの瞬間のように、私に「常に前に進み続けろ」と言い、これからの人生に光をもたらす作品だった。
神が作った生まれたままの姿を祝福して生きるって素晴らしい。
みんながそうできれば戦争は起きないし、争いは生まれない。
エゴや偏見・自分の目線でしか見えてない確信を押し付けて、傷つけあっている世の中に必要な映画です。