maka

シャイニングのmakaのネタバレレビュー・内容・結末

シャイニング(1980年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作の複雑さは消えてはいるが、スリラーのおもしろさはある。あの狂い方はある種男性が負わされる重積の重さと妻に家族と自身のケアを求めるジェンダーを狂気的に描いているのかもと、今だから思える。インディアンのくだりはもう少しきちんとした方がいいけど、それだと当時のアメリカでは売れなかったのかもしれない。

追記
1920年代と1980年代を行き来するようなところは、好景気と不況の時代の対比なんだろう。好景気に生きられなかった(ラストからすると生きられてループしている?)ことは、男性ジェンダーに求められる家計を担う責任や仕事での成功の幻影を追いかけていることを表している
maka

maka