映画界の金字塔と評される本作で、映像表現としての知識と数々のオマージュ作品を見た上でより楽しめたのがいい経験でした
王道のシチュエーションだと感じつつも、頭の中ではこの映画がそれを作り上げたと考えてる貴重な体験！
鏡を用いた世界の往来やイマジナリーラインを越境した巧みなカメラワーク、緊張感を煽る音響等ジャンプスケアをほとんど用いずにホラー映画として成立させてるのはミッドサマー以来の衝撃で、これが40年も前に公開されてるのが1番のホラー…
ジャック・ニコルソンの怪演が前評判通り最高で、妻を追い詰めるシーンは個人的に大好きなスパイダーマン1のウィレム・デフォーに匹敵する狂気だったと思う
惜しむらくは原作ありきだったせいか、よく分からん人物が死んだり実写版プーみたいな男が唐突に現れたりとストーリーに粗があるのは確か…
それを補って余りある良い映画でした、次は2001年宇宙の旅だ！
