ゆえん

シャイニングのゆえんのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
3.7
ホテルの内装の色合い・インテリアどこを見回しても綺麗ですね。
きっとどこで一時停止しても画になるんだろうな〜。

シンメトリーな構図の閉塞感、一人称視点や人物を背後から追うショットの先の見えない緊張感、差し込まれる不穏な音楽がこのホテルの不気味さ・得体の知れない恐怖感を煽ってきて、どちらかというと事件が起こりだす前の方がビクビクしながら見ていました。

ストーリーはなんだか消化不良でした。
私の理解力不足かもしれませんが、ホテルと一家の関係、ホテル自体の謎?歴史?もあまり釈然としませんでした。
ジャックが見ていたのはジャック自身の妄想なのか?ホテルの"何か"が見せているものなのか?
幽霊的なのじゃなくて実像なのか?
インディアン虐殺は関係あるのか?
とか挙げだすとキリがないほどに謎がありました。
もっと頭が良かったらわかったのでしょうか…
これは何度も見返す必要がありそうです。
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