ありすぴ

シャイニングのありすぴのネタバレレビュー・内容・結末

シャイニング(1980年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダニーが三輪車でホテルを駆け回るシーン、板の間を走るときと絨毯の上を走るときで音が変わるのがリアルで最高☺️

ホテルのデザインがとてもかわいい でも奇妙なほど整然としていて、特に双子の女の子が出てくるシーンは背景まで左右対称すぎて不気味さが増していた

孤独の中で自分の作品と向き合いつづけるといつしかその世界に飲み込まれてしまうという怖さを感じた
自分がこの世界のつくり手であるという気持ちがジャックを狂わせてしまったのかも
迷路のジオラマの中にいる小さな妻と息子を上から見下ろすジャックがこの世界の創造者、管理者であるということを示している?
自分の作り上げた芸術の世界に固執するあまり出られなくなって、生まれ変わってもホテルの管理者として戻ってくることに、ということなのかしら、?

あちら側の世界を表現するのに鏡が使われているのが興味深かった 目を隠すことであちら側とこちら側を行き来できる?のも
「REDRUM」なんで文字が反転してるの?子供だから書けないの?とか思ってたらそういうことか!と!うまい!

インディアンの墓を壊して作られたホテルだというのが伏線かと思っていたが、関係はなかったの??
欲を言えばシャイニングの能力のことをもう少し掘り下げてほしかった🥺
ありすぴ

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