すね

シャイニングのすねのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
5.0
怖い、怖い、トラウマ映画だって
よく聞くから今までちゃんと最後まで観たことがなかった。
『#ドクタースリープ 』という映画、続編公開ということで観てみた。
やっと名作、観たよ!
驚いたよ、その、おも、しろ、さ、に!
もう、痺れまくったね。
やっベーッス、なにこれ、最高なんですけどーってね。

まずね、映像がやばでしたね。画の色、魅力的じゃん。
オシャレじゃん。
オシャレなのそこだけじゃないのね、
登場人物のお母さんね、
お母さんの着ている服、どこのシーンもめちゃくちゃ可愛い。お母さんの服を見るだけでもファッションの勉強になる。真似したくなるわよ。
小さい子供、ダニーね、ダニーの髪型もまた可愛いんだ、髪色あんな風にしたい。
セーターがいつもダサいしね、それがまたダサ可愛いものだから、胸キュンしっぱなし。
有名なシーン、廊下に双子の女の子が立っているシーンね、可愛らしい女の子が二人並んでいるだけなのに、なぜかこわい、なんでこんな怖い?
左右対称すぎるから、逆に構図がしっかりしすぎてて、冷たい感じがして怖すぎる。非現実的!?こりゃ、普通じゃない。でもなんでか「か…かわいい…」になっていて怖いプラス可愛い!なのだ。

ここのシーンもきっと監督は
女の子たちに
あぁ、もうちょっと右ね…そうそう、そこ、あぁ、行き過ぎ行き過ぎ!そうそう、そこ、ストップ!とか言って完璧な構図、完璧なシーンを撮ったんだろうなって勝手に想像していたら
すごくこの映画が愛おしいと感じてきてさ、怖いというより可愛いって映画に対する気持ち、素晴らしいってなっていった。

ダニーが三輪車をギコギコと、部屋の中を暴走していくシーン、背後からのカメラワークすいすいは、かなりの滑らかさすいすいだったし、そのすいすいカメラワークはスゲー!技術だなって思った。巨大迷路シーンもよかった。

引きのシーンが印象的。
寄りのシーン、ポスタービジュアルにある男の怖い顔!
優しいジャックがどうしてこんな恐ろしい顔になっちゃったのよ、の顔。
そのシーンになった時、思わず嬉しくて携帯でパシャリと写真を撮った。
すっごいこのシーンこわいのに、またいい感じなのよ、この顔のTシャツまたはトレーナーが欲しいです。

印象的なシーンが多すぎてどれも好きだよ、ああ、好きだ。

もちろん、内容はめちゃくちゃこわいし、ただ突っ立ってるだけのシーンや人が人に近づくシーンとかでも常にこわいから、気が休まることはないのさ、あれ、音楽が怖すぎるんだよ!

ジャックが変貌していく、崩壊していく家族、どうしてこうなっちまったんだ。普通の人間が壊れていく様ってのは本当、こわいもんだぜ。

どうしてそうなった、のか。

40年も前の映画なのに、古臭さなんてなくって、今観てもちょーカッコ良かったぞ!最高!
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