すね

オテサーネク 妄想の子供のすねのレビュー・感想・評価

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)
5.0

チェコの民話「オテサーネク(食人木)」をベースにした作品。

不妊に悩む夫妻がいて、おっかぉはひどく落ち込んでるのね、日々。
そんな姿を見ている夫はいつも心配してるわけ。
んで、たまたま別荘の庭で赤ん坊のような形をした切り株を見つけるの。

夫は思うわけ。
「いい考えだ、これを見せて喜ばせちゃおっ慰めよう」て。

どうせ、それを見たところで
赤ん坊だなんて思うことはないだろうし、笑顔は見られるかな?くらいで。

「木やないかい!」
「木かよ!」

KIKAYO!!!!!!!

なーんて突っ込まれるって思ってたわけさ。

そう
おもておっかぁにジャッジャーンと見せたのさ。

したっけ
ノイローゼ気味のおっかぁ
それ見て(切り株)見て

「マイベイビー」始まっちゃうわけ。
もう、顔がママなんだ。

その切り株を本当の赤ん坊だと思い込んで、育てていくの。

その切り株が
「食人木」とは知らずに…ね。

(怖めのBGMかけといて)

とまぁ。

内容はホラーなんでしょうかね?
一応。

キモホラーベリーキュートLOVE映画でしたけど。

とにかく映像の自由さ?っていうのか、開放感?解放感?っていうのか
監督のやりたいようにやっているんだろうなって思ってにやける。

メッセージ性のある作品が好まれることもあるけど
これはこれでメッセージ性とかどーでもいい。そのシーン、その会話、そのキャラ必要?必要じゃない?とかどーでもいい。全部がいい。意味不明で大好き。

こんな
やりたい放題映画で目と耳を、
ついでに心も楽しませてくれる作品を観ると元気出る。
すね

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