ハク

シャイニングのハクのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
3.0
かなり早い段階からホテルの奥行きだったり、レイアウトの規則性、永遠と続く幾何学模様が、二度と出られない迷宮に来てしまったという不安感と恐怖を煽ってくる流石のキューブリック映画。

ジャックニコルソン、シェリーデュヴァルの表情の豊かさは素晴らしい。特に、シェリーデュヴァルの表情がこの映画の緊張感と神経質さと気が狂ってるのは誰なのか一瞬分からなくするような不安定さがある。
シェリーデュヴァル、どうか心の平穏が訪れるといいのだけれど…

ただ、退屈というわけではないが、事態が動くまでが長く、狂ってからがあっという間だった印象。
前の部分にあれだけ時間をかけたので、終わりももう少し負荷があったら嬉しいかなと。

ストーリーの謎は原作を読まないと分からないのかしら。
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