ハク

縞模様のパジャマの少年のハクのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
3.7
無知な子どもの時は差別などないのに、大人になって中途半端に知恵がつくと途端に色々なバイアスがかかってくる。
五感で得る情報が全てで、先入観なんて意味がないはずなのに。なぜ無意味な他人の入れ知恵に引っ張られてしまうのか。

あまりにも凄惨な、信じたくもない犠牲の上に今があると思うと、全ての繁栄も綺麗なものも全てが紛い物で気持ち悪く、今見ている平穏が全て血塗られた虚構のように感じてしまう。
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