このレビューはネタバレを含みます
あまりにも辛く悲しくて二度と観たくない作品だった。
でも、当事者であるリリーだけではなく、ゲルダや周りの人の葛藤まで丁寧に描けていたことと映像の美しさは高評価
どうしてゲルダがこんな、最愛の人を2回失うような目に合わないといけなかったのかなあ…
リリーの選択は尊重されるべきだけれど、ゲルダはアイナー愛して男性として求めていたのに、それを急に、これまでの日々まで無かったことのようにされるなんてやるせない。
汽車のシーン、あれはもう最愛の人との別れだもの…自分の恋人とこれでもう二度と会えないと思うと言葉が出ない
トランスジェンダーのことは尊重するけれど、不必要に他の人の人生を巻き込むのはやめて欲しい。
もし、この時代にマイノリティの人権が尊重されていたら、こんな悲しいことにはならなかったんだろうか。