このレビューはネタバレを含みます
うっとり。
アシンメトリーが合言葉のようにさえ感じる完璧に設置された家具。
レトロな色の壁やインテリアに興奮しつつ確実に恐ろしい物語が展開して行く事へのドキドキが止まらない。
主人公は元から頭のおかしい奴だったのか?呪われた館のせいでおかしくなったのか?…もはやどうでもよい。
イカレ主人公の役が極まりすぎていて観ているこちらは笑みがこぼれてしまう始末。
こんなホラー映画あるだろうか。
存分にきゃー!わー!逃げてー!とか叫ばさせて頂いてからの衝撃のラストシーン。
主人公の顔が白目むいて、ででーん!と言わんばかりのカットには監督のセンスしか感じません。
助けに来た優しいおじさんが呆気なくやられちゃって悲しかったのでマイナス0.5。