ステディカムによるカメラワークと、ドカドカと盛り上げる音楽が私をお客さんにしてくれない。
その臨場感と、シンメトリーで綺麗過ぎるが故の不気味さは素晴らしく思いました。
しかし、シンプルにストーリーテリングが微妙?
ストーリー自体は分かるけど、結局主張したいのは何なのかいまいちピンと来なかった。超能力シャイニングなのか、鏡による現実と向こう世界なのか、ニコルソンの顔芸なのか。
観終わって調べましたが、相変わらずの完璧主義キューブリックが黒人の俳優さんに、キッチンのダニーとの会話シーンを148テイクもやらせたという秘話の方がよっぽど面白かったです。