「老人と海」ならぬ「若い女と海」実在の人物の物語
ディズニー印のスポーツ感動もの。時代背景はあるものの、そこには濁りは何もなく、スッキリとした感動が残った。
トゥルーディ・イーダリーが生まれた1900年代は男尊女卑が当たり前で、女性が水泳をするにも隠れて行うほど。
しかしトゥルーディは水泳に没頭し、この分野では敵なしの存在となり、1924年のパリオリンピックに出場するほど。
そして、女性初の英仏海峡を渡るチャレンジをする事を決意する。
Netflixで「ナイアド その決意は海を越える」というのがあったが、現代の出来事で距離や時間は過酷だったな。
本作のキモは当時のウーマンリヴを先駆ける出来事として記録が残るほどであり、若い女性が半生で打ち込んできた事が花開く瞬間を捉えた感動作であることに尽きる。
混じり気なしのディズニー作品。まあ見て良かった。