空丘令

サブスタンスの空丘令のレビュー・感想・評価

サブスタンス(2024年製作の映画)
4.0
独占最速試写会にて鑑賞

サイッコー!でした。

サスペンススリラーかと思いきや怒涛のラスト30分は観てとしか言えない。

色んな映画を彷彿とさせるけど、こんなぶっ飛んだ作品ない。

ヘルタースケルターのようで、整形水のようで、キャリーだし、バスケットケースだし、エイリアンだし、複製された男のような、フライみたいで、結局なんなんだこれは。

よくこの作品がアカデミー賞ノミネートされたなと嬉しく思うよ。



んでまぁ、エリザベス(デミ・ムーア)の年齢と共に必要とされなくなる恐怖心わかりすぎた。

加齢を受け入れるタイミングって難しいよね…。

白髪が増えて、老眼が出てきて、肌が水を弾かなくなって、身体が重力に逆らえなくなって……

でも自分はまだ若い、老化なんて認めたくない!という微妙な年齢が40半ばから50半ばなんだろうな。
空丘令

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